白癬菌の「細胞膜づくり」を止める成分
テルビナフィン塩酸塩はアリルアミン系と呼ばれる抗真菌成分です。 白癬菌が生きるために必要な細胞膜成分(エルゴステロール)の合成経路のうち、 スクアレンエポキシダーゼという酵素の働きを妨げます。その結果、菌の細胞膜が作れなくなり、 さらに菌の内部に有害なスクアレンが蓄積して、菌そのものが死滅します。
「抑える」だけでなく「殺菌する」
角質にとどまるから、1日1回でよい
テルビナフィン塩酸塩は皮膚の角質層になじんでとどまりやすい性質があります。 塗った成分が角質に保たれることで、1日1回の塗布でも 菌に働きかける濃度が維持されやすい——これが1日何度も塗らなくてよい理由です。 回数が少ないほど習慣にしやすく、続けやすさにもつながります。
爪まわりのケアでは「届かせ方」がカギ
成分が優れていても、届かなければ意味がありません。爪は角質が密に重なった硬い構造で、 クリームや軟膏は表面にとどまりがちです。ミズムクリアEXは液剤(液体タイプ)を採用し、爪の縁や爪と皮膚の境目といった 細いすき間に流れ込んでいく設計にしています。

他の抗真菌成分との違い
イミダゾール系(ミコナゾール、クロトリマゾールなど)
同じくエルゴステロール合成を妨げますが、作用点が異なります。カンジダなど幅広い真菌に 使われる一方、製品によっては1日2〜3回の塗布が必要なものもあります。
ベンジルアミン系(ブテナフィンなど)
アリルアミン系に近い作用を持ち、白癬菌に対して強く働きます。1日1回タイプが多い点も共通です。
アモロルフィン
爪用のマニキュアタイプ製剤で使われることが多い成分です。
使用上の注意
- 本剤または他のアリルアミン系・イミダゾール系抗真菌薬でアレルギーを起こしたことがある方は使用しないでください
- 外用薬です。飲まないでください。目や口の中、粘膜には使用しないでください
- 妊娠中・授乳中の方、乳幼児は、使用前に医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください
- 他の外用薬と同じ部位に併用する場合は、事前にご相談ください
- 使用後に強い刺激感・発赤・腫れが出た場合は中止してご相談ください
ミズムクリアEXは第2類医薬品 / 水虫治療薬です。使用前に必ず添付文書をお読みください。

