基本の3ステップ
ステップ1:洗って、しっかり乾かす
入浴時に石けんで足全体と爪まわりを洗います。指の間、爪の縁の汚れも忘れずに。 洗ったあとはタオルで水気を完全に拭き取るのが重要です。 水分が残っていると薬剤が薄まり、密着しにくくなります。
ステップ2:1日1回、患部と周囲に塗る
塗る場所は「爪の上」だけではありません。以下の4か所を意識してください。
- 爪の表面全体(変色している部分を中心に)
- 爪の先端の裏側・爪と爪床のすき間
- 爪の左右の縁(サイド)と、爪と皮膚の境目
- 爪のまわりの皮膚と、隣の指の間
目安は片足の親指で1〜2滴程度。液がいきわたって薄く広がればじゅうぶんです。 症状のある爪が複数ある場合は、それぞれに塗布します。
ステップ3:乾かしてから靴下を履く
塗ったあとは自然乾燥させます。ベタつきにくいため、乾けばすぐに靴下を履いても構いません。 寝る前に塗る場合は、そのまま就寝して問題ありません。

塗る部位ごとのコツと、よくある失敗
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| 塗る部位 | 塗り方のコツ | よくある失敗 |
|---|---|---|
| 爪の表面 | 変色している部分を中心に、爪全体へ薄くのばす | 濁っている一点だけに置いて終わってしまう |
| 爪の先端の裏側 | 指を反らせて、爪と爪床のすき間に流し込む | 上からだけ塗り、菌がいる裏側に届いていない |
| 爪の左右の縁・皮膚との境目 | 爪の溝に沿って、境目を1周なぞる | サイドを飛ばし、そこから濁りが再び広がる |
| 爪のまわりの皮膚・指の間 | 爪から1〜2cm外側の皮膚まで含める | 皮膚に残った菌が再発の起点になる |
| 足裏・かかと | 症状の範囲より広く、薄く均一にのばす | 見た目に変化のある部分だけで止めてしまう |
症状別:塗る範囲と1回の量の目安
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| 症状のタイプ | 塗る範囲 | 1回の量の目安 |
|---|---|---|
| 爪(1〜2本) | その爪+まわりの皮膚と隣の指の間 | 1〜2滴/爪 |
| 指の間(趾間型) | 症状のある指の間+隣接する指の間 | 2〜3滴/片足 |
| 足裏の小さな水ぶくれ | 水ぶくれの部分+その外側1〜2cm | 3〜4滴/片足 |
| 足裏全体・かかとの角質が厚い | 足裏全面とかかと(両足なら倍) | 5〜6滴/片足 |
| 爪+足裏の両方 | 上記を合算(両足に症状がある方が多い) | 8〜10滴/1回 |
※ 量は塗る面積の目安を示したもので、症状や足のサイズによって変わります。 定められた用法・用量の範囲でご使用ください。
効果を高める下準備
- 厚くなった爪は、爪やすりで表面をやさしく整えると薬剤がなじみやすくなります(削り込みすぎは禁物)
- 爪は短く切りそろえ、爪の下の汚れを落としておく
- 爪ブラシで爪まわりを洗い、角質の汚れを取っておく
- 塗る時間を「入浴後」に固定して習慣化する
塗る前のケアには専用ツールが便利
やってはいけないこと
- ラップ・テープ・絆創膏での密封(蒸れ・刺激感の原因になります)
- 爪を削り込みすぎる(爪床を傷つけ、悪化や痛みにつながります)
- ステロイド外用薬など他の薬との自己判断での併用
- 「かゆみが引いたから」と数日で中止する(角質の奥に菌が残ります)
- 他の方との共用(容器の先端が患部に触れます)
- 傷・ただれ・化膿している部位への使用(先に相談してください)
いつまで続ける?期間と必要な本数の目安
爪の見た目が変わるのは、新しい爪が伸びてきてからです。足の爪は1ヶ月に約1.5mm程度しか 伸びないため、数ヶ月単位で続けることを前提にしてください。 皮膚の水虫は症状が消えてからも1ヶ月ほど継続すると、再発しにくくなります。
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| 症状 | 続ける期間の目安 | 必要量の考え方 |
|---|---|---|
| 指の間・足裏の軽い症状 | 症状が消えてから約1ヶ月まで | 1本で足りることが多い |
| 足裏全体・かかとの角質が厚い | 約2〜3ヶ月 | 2本以上が現実的 |
| 爪(先端側の濁り) | 新しい爪に置き換わるまで数ヶ月〜1年 | 3本以上(まとめ買いが前提) |
| 爪+足裏の両方・両足 | 同上(塗る面積が2倍近く) | 4本前後を見ておくと途切れません |
途中で切らさないことが、いちばんのコツ
保管方法
- 高温・直射日光を避け、室温で保管してください
- 使用後はキャップをしっかり閉めてください
- 乳幼児の手の届かない場所に保管してください
- 他の容器に入れ替えないでください(誤用・品質低下の原因になります)
- 使用期限は外箱・容器の記載をご確認ください
状況別「次に読むページ」
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| いまの状態 | 次に読むページ |
|---|---|
| 爪のケア全体の流れを知りたい | 爪水虫の治し方 |
| どのくらいで変化するのか知りたい | 治るまでの期間の目安 |
| 成分の働きと1日1回の理由を知りたい | テルビナフィン塩酸塩とは |
| 副作用や使用できない人を確認したい | 副作用と使用上の注意 |
| 皮膚科に行くべきか迷っている | 皮膚科と市販薬の使い分け |
| 再発させたくない | 予防と再発対策 |
使用上の注意
- 定められた用法・用量を守り、目に入らないよう注意してください
- 本剤または他の抗真菌薬でアレルギー症状を起こしたことがある方は使用しないでください
- 患部が広範囲の方、ただれ・化膿がひどい方は使用前に医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください
- 妊娠中・授乳中の方、お子さまは使用前にご相談ください
- 乳幼児の手の届かない場所に保管してください
- 高温・直射日光を避け、キャップをしっかり閉めて保管してください
- 2週間使用しても症状が改善しない、または悪化した場合は使用を中止し、ご相談ください
- 使用中に発赤・かゆみ・刺激感などの異常が出た場合は使用を中止してください
ミズムクリアEXは第2類医薬品 / 水虫治療薬です。使用前に必ず添付文書(説明書)をお読みください。
よくある質問
Q. 1日何回塗ればいいですか?
A. 1日1回です。有効成分のテルビナフィン塩酸塩は角質にとどまる性質があるため、回数を増やす必要はありません。回数より「毎日途切れさせないこと」と「塗る範囲を広めにとること」が結果を左右します。
Q. 塗る時間帯はいつがベストですか?
A. 入浴後、足を洗って水気を拭き取った直後がおすすめです。角質がやわらかく汚れも落ちているため、薬剤がなじみやすく、習慣として忘れにくくなります。朝でも問題ありませんが、毎日同じタイミングに固定してください。
Q. 1回にどのくらいの量を塗りますか?
A. 片足の親指の爪まわりで1〜2滴程度が目安です。指の間や足裏全体に症状がある場合は、その範囲に薄く広がる量を使います。厚塗りしても効果が上がるわけではなく、薄く均一に、範囲を広くとるほうが大切です。
Q. 症状が出ていない部分も塗ったほうがいいですか?
A. 見た目に変化がなくても、症状がある部位の周囲には菌が広がっていることがあります。患部から1〜2cm外側まで、爪の場合は爪のまわりの皮膚と隣の指の間まで含めて塗るのが基本です。
Q. ラップやテープで覆って密封したほうが効きますか?
A. 自己判断での密封(ラップ・テープ・絆創膏で覆う)は避けてください。蒸れて皮膚が傷んだり、刺激感が強く出ることがあります。塗ったあとは自然乾燥させてください。
Q. 塗る前に爪を削ったほうがいいですか?
A. 厚くなった爪は、やすりで表面を軽く整えると薬剤がなじみやすくなります。ただし削り込みすぎると爪や爪床を傷つけ、かえって悪化させます。痛みを感じない範囲で表面のツヤを落とす程度にとどめてください。
Q. 塗り忘れた日があります。どうすればいいですか?
A. 気づいた時点から通常どおり1日1回で再開してください。2回分をまとめて塗る必要はありません。数日空いてしまった場合も、やめてしまうより再開したほうが現実的です。
Q. 症状が消えたらやめていいですか?
A. 見た目が落ち着いても角質の奥に菌が残っていることが多く、早くやめると再発しやすくなります。皮膚の症状は改善後も1ヶ月ほど、爪は新しい爪に置き換わるまで数ヶ月単位で続けるのが目安です。
Q. 他の塗り薬やクリームと一緒に使えますか?
A. 同じ部位への他の外用薬の併用は自己判断で行わないでください。とくにステロイド外用薬は水虫を悪化させることがあります。保湿剤を使う場合も、本剤を塗る部位や順序について薬剤師・登録販売者にご相談ください。
Q. 家族で1本を使い回してもいいですか?
A. 衛生面から、他の方との共用は避けてください。容器の先端が患部に触れることがあるため、症状のある方ごとに分けて使用し、爪切り・やすり・タオルも分けるのが安全です。

