型別の治し方(趾間型・小水疱型・角質増殖型)
足の水虫は見た目によって主に3つの型に分けられます。どの型も原因は白癬菌ですが、 皮膚の状態が異なるため、治し方のポイントに少し違いがあります。 見分け方や症状の詳細は水虫の症状・見分け方で解説していますので、まず自分の症状がどの型に近いかを確認したうえで、 このページの手順に沿ってケアを進めてください。
趾間型(指の間がふやける・皮がむける)
もっとも多いタイプです。指と指の間は蒸れやすく薬が流れ落ちやすいため、 入浴後によく乾かしてから、指の間の奥までしっかり塗り広げることが重要です。
小水疱型(足の縁や土踏まずに小さな水ぶくれ)
水ぶくれを自分で潰さず、周囲の皮膚まで含めて広めに塗ります。水ぶくれが破れて じゅくじゅくしている場合は、刺激の少ない塗り方を心がけ、悪化する場合は受診してください。
角質増殖型(かかとの皮膚が厚く硬くなる)
かかと全体の角質が厚くなり、ひび割れを伴うこともあるタイプです。角質が厚い分 成分が浸透しにくく、他の型より長い期間の継続が必要になる傾向があります。 入浴後の柔らかい状態で塗る、範囲を広めにとるといった工夫が有効です。
市販薬でできる範囲
ミズムクリアEXは有効成分テルビナフィン塩酸塩を配合した第2類医薬品 / 水虫治療薬です。効能・効果は「みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし」の範囲で、 指の間や足裏の軽い症状、かかとの角質のケアなど、皮膚に対する外用治療を目的としています。
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| 症状の程度 | 市販薬でのケア | 皮膚科の検討 |
|---|---|---|
| 指の間・足裏の軽いかゆみ・皮むけ | 適している | 改善しない場合は検討 |
| 小さな水ぶくれが数個 | 適している | 広範囲・化膿時は検討 |
| かかとの角質が厚く広範囲 | 継続でケア可能な場合あり | 積極的に検討 |
| 爪の変色・肥厚を伴う | 皮膚部分のみ対象 | 積極的に検討 |
爪に症状が広がっている場合の考え方は爪水虫の治し方で解説しています。
塗る範囲と期間の正しい考え方
治し方の失敗でもっとも多いのは、「症状が出ている部分だけ」「症状が消えるまで」で やめてしまうことです。白癬菌は目に見える患部の外側にも広がっていることが多く、 範囲と期間の両方を広めにとる必要があります。
- 患部だけでなく、症状のない足裏・指の間・足の縁まで広めに塗る
- 症状が片足だけでも、両足に塗る
- 1日1回、入浴後の清潔で乾いた状態に塗る
- 症状が消えてからも目安として1ヶ月程度は塗り続ける
- 厚い角質は無理に削らず、やすりで表面を軽く整える程度にする
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| 症状 | 続ける期間の目安 | 必要本数 |
|---|---|---|
| 指の間・足裏の軽い症状 | 改善後も約1ヶ月 | 1〜2本 |
| 小水疱がある・範囲がやや広い | 約1〜2ヶ月 | 2本 |
| かかとの角質増殖・広範囲 | 約2〜3ヶ月 | 2〜3本 |
| 再発をくり返している | 3ヶ月以上+家族の同時ケア | 3本+1本無料 |
治し方の手順(1日の流れ)
- 入浴し、足の指の間まで石けんでよく洗う
- タオルで指の間までしっかり水分を拭き取る(生乾きは逆効果)
- 適量を患部とその周辺、両足全体に塗り広げる
- 靴下は綿素材など通気性の良いものに毎日交換する
- 履いた靴は連続で使わず、乾かす日を作る
- 1ヶ月ごとに症状の変化を確認し、記録する
具体的な塗布量や部位ごとのコツは正しい使い方で図解しています。
やってはいけないこと
- 水ぶくれを自分で潰す
- かかとの角質を無理に削り込む・皮を剥がす
- 症状が消えた時点ですぐに使用をやめる
- 家族の薬や以前の残り薬を流用する
- ステロイド外用薬を自己判断で塗る(水虫を悪化させることがあります)
- じゅくじゅく・化膿・強い痛みがあるのに使い続ける
かゆみ止め軟膏との違いに注意
皮膚科に行くべきサイン
再発・家族への広がりを防ぐ
足の水虫は治療後も再発しやすく、家庭内でうつり合うことも珍しくありません。 バスマット・スリッパ・足ふきタオルなどの共有を避け、こまめに洗濯・乾燥させてください。 同居のご家族に症状がある場合は、同時期にケアを始めることでうつし合いを防ぎやすくなります。
症状の見分け方に不安がある場合は水虫の症状・見分け方を、 皮膚科の受診タイミングは皮膚科と市販薬の使い分けをご確認ください。
よくあるご質問
Q. 足の水虫は市販薬だけで治りますか?
A. 指の間や足裏の軽い症状であれば、抗真菌成分の外用薬を正しい範囲・期間で使い続けることで変化を目指せる方が多くいます。ただしかかとの角質が厚くなっている場合や、2週間使っても改善しない場合は、自己判断を続けず医師にご相談ください。
Q. 型(タイプ)によって治し方は変わりますか?
A. 趾間型・小水疱型・角質増殖型のいずれも有効成分の考え方は共通ですが、角質増殖型はかかとの角質が厚く成分が浸透しにくいため、他の型より長い期間の継続が必要になる傾向があります。
Q. 何日くらいで良くなりますか?
A. かゆみなどの自覚症状は数日〜2週間ほどで落ち着いてくることがあります。ただし見た目や自覚症状が改善しても、皮膚の奥に菌が残っていることがあるため、症状が消えてから約1ヶ月は塗り続けるのが基本です。
Q. 片足だけ症状がある場合、両足に塗るべきですか?
A. 症状が出ていない側の足にも菌が付着していることがあるため、両足に塗ることをおすすめします。片足だけのケアは、もう片方からの再感染につながりやすくなります。
Q. かゆみが治まったらやめてもいいですか?
A. かゆみが治まっても、角質の奥に菌が残っていることがあります。症状が消えてからも一定期間(目安として1ヶ月程度)は塗り続けることで、再発のリスクを減らせます。
Q. 靴下や靴のケアも必要ですか?
A. はい。靴下はこまめに交換・洗濯し、靴は毎日同じものを履き続けず、風通しの良い場所で乾かすことをおすすめします。バスマットやスリッパの共有も避けてください。
Q. 角質が厚くて薬が浸透している気がしません。
A. かかとなど角質が厚い部分は、入浴後の柔らかくなったタイミングで塗ると浸透しやすくなります。無理に削り取ろうとせず、やすりで表面をやさしく整える程度にとどめてください。
Q. 水虫かどうか自分では分かりません。
A. 似た症状の皮膚疾患(汗疱、接触皮膚炎など)もあるため、見分け方に不安がある場合はまず皮膚科での診断をおすすめします。見分け方の詳細は関連ページをご覧ください。
ミズムクリアEXは第2類医薬品 / 水虫治療薬です。効能・効果は「みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし」の範囲です。 症状が改善しない場合や悪化する場合は使用を中止し、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

